懐メロの館へようこそ・リンガーズ 恋はふりむかない

 
つい最近、ヤフオクを見ていておやっ?

と思うレコードを見つけました。

毎度おなじみ”1円?”の出品者が出品してました↓。

http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e124329097

私良く解らなかったので、この復刻版について調べてみると、

どうやらCLINCK RECORDSさんから、

「CROWN RECORDS GROOVY 60's SINGLE COLLECTOR'S BOX」

なる物が発売されていたらしいです。

http://www.clinck.co.jp/dtl.php?ky=CREP5704-13

当然私は見た事が無いし、アマゾンでも扱っていません。

しかもほとんど私が知らないGSばっかり!

私も欲しいとは思いますが、15,750 円とはちと高い。

しかしその中に「リンガーズ・恋はふりむかない」

がリストUPされているではないですか。

これはすごい。やっぱ中古で安ければ探してみようかな。

 さてこのグループは新潟ゆかりのグループなので

このGSについて紹介すると、

リンガーズは元々、新潟駅前にあったダンスホール「浅草」

を活動の場にしていたグループでした。

そのリーダーは当時古町にあった山岸時計店の二男山岸英樹さん。

で、彼らの持ち歌だったのが、英樹さんの兄

山岸一二三さんが作詞し、英樹さんが作曲した

あの「新潟ブルース」と「信濃川慕情」です。

いつしかその曲が評判となって、クラウンレコードの関係者が、

新潟に来て詩と譜面を持って帰りました。

その後67年7月に黒沢明ロス・プリモスが、

翌8月に美川憲一さんがこの曲をレコーディングして、

全国的に有名になりました。

その2年後に彼らはメジャーデビューすることとなり、

そのデビュー曲が「恋はふりむかない」だったのです。

デビューの際、レコード会社の意向で彼らは

GS路線でのデビューとなったのですが、

衰退気味のGS路線では売れる事も無く、2枚目のリリースから、

当時ブームだったムード歌謡コーラス路線に鞍替えし、

「山岸英樹とサムソナイツ 」として活躍したと言う

珍しいグループです。

ちなみに私、昔このリンガーズのオリジ盤持ってましたよ。

リサイクルショップで100円で見つけました。今の相場は数万ですか。

やっぱ地元なだけに出やすい・見つけやすいのかもですね。

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