シャンソンと中原淳一さん

 昨日は色々忙しくて中々更新できませんでしたが、忙しい合間を縫

って、なじみの中古レコード屋さんまで、LPレコード用の糊付きの

袋を購入してきました。元々LPはそんなに出す予定が無いのでネッ

トで100枚単位で買ってもしょうがないと思いバラで20枚ほど買

ってきました。と同時に近くにある一箱を主催している書店にも顔を

出してきました。中原淳一さんの書籍を読みたくなったので。

中原淳一さんの「ひまわり」の挿画には何故かひかれる物がありま

す。しかしこの方にはファッションの他にもう一つの顔があり、それ

は”シャンソン”を日本に広めた立役者であると言う事です。とても

音楽が好きで、フランスからシャンソンを持ち帰って日本語に訳詞し

普及させました。そしてちょうど昭和20年頃に中原さんの奥さんの

元宝塚男役トップスター葦原邦子さんとの仕事がきっかけで、この中

原淳一さんに目をかけられるようになり、中原プロデュースのもとで

売り出していったシャンソン歌手が、カルト俳優としても有名な”高

英男”さんです。

この方が日本でのシャンソン普及の第一人者で、「愛の賛歌」や「枯

葉」等スタンダードナンバーを日本で1番最初に歌いました。まだシ

ャンソンと言う言葉すらなく、”フランス新内・フランス小唄”と呼

ばれていた頃から活躍していた方です。そして中原淳一さんの姪もシ

ャンソン歌手の中原美紗緒さんです。ヒット曲は”河は呼んでる・バ

ス通り裏”等。この方も高英男さんと同時期に同じキングレコード

活躍されていた方でした。

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