買い付けた本の紹介

まずは訃報から。本日ＳＦ作家の小松左京さんが亡くなられたとニュースで報道がありました。ＳＦ作家の大巨匠。謹んでお悔やみ申し上げます。
　今日は、１日、買い付けてきた本のクリーニングをしてました。帯版は古いグラシン紙を剥がす（これはずれないように糊付けされていると剥がすの大変です）。値札を剥がす。天地小口を磨く。帯版の帯の中には破れている物もあり、取扱注意です。その他状態のチェック等々。昭和２０年代の古い文庫の中には、紙質が文庫用の良い物（これはあまり焼けないのよね）ではなく、マンガに使われるような紙で製本された物があり、そのような本は紙が焼けて劣化しまくり、ちょっとの事で破れてしまうので、これも注意が必要でした。明日はヤフオクで買い付けた文庫も同じ作業があります。
で、今日は、東京から買い付けた本の一部をご紹介。ＳＦ・ミステリー編
まずは「旺文社文庫・やぶれかぶれ青春記・小松左京」ブックオフ105円
これは”やぶれかぶれ”だった青春時代をユーモアのオブラートに包んで描いた自伝的青春小説。

やぶれかぶれ青春記 (旺文社文庫 66-1)

アマゾンでは値崩れを起こしてますが、古書店相場300〜800円程。
そして2冊目は「創元推理文庫・江戸川乱歩編集世界短編傑作集４」これは江戸川乱歩さんが編集した推理短編集。

世界短編傑作集〈第4〉 (1961年) (創元推理文庫)

1969年14版多分こちらだと思いますが、まだ絶版では無いので

世界短編傑作集 4 (創元推理文庫 100-4)

もあるようです。古書店相場300円位。とある古書店の客寄せ棚で50円で見つけてきました。最後はこれ

「講談社文庫・未来ショック海外ＳＦ傑作選・福島正実編」ブックオフ105円。ＳＦ作家の福島正実さんが編集したＳＦ短編集で、これも2冊目と似たような本です。カテガ無いので写真で失礼。古書店相場は500〜1000円位。以上ＳＦ・ミステリー編でした。
最後にこれだけはポチッとな。