美空ひばりさんの幻の音源発見について思う事



←参加してます。




出店予定、次回7月8日・新津堀出神社の一箱古本市


※重要なお知らせ:次回の↑のフリマは第三日曜では無く、


第四日曜に変更となりました。


次回の開催は7月15日ではなく22日です。


昨日の新聞記事に大変興味深い記事が載ったましたね〜。


それは美空ひばりさんの幻の音源が発見された事について。


記事によると、シカゴ大学のマイケル・ポーダッシュ教授が、


本を執筆する過程でたまたま、


カナダの録音機器コレクターが所有していた昔の針金録音機の中に、


その貴重な音源が残されているのを発見したんだそう。


レコード会社も所有していなかったマスター音源が、


個人宅にあったという事で


コレは私から見ればまさに奇跡だと思います。


以前にもこのブログで


レコードは当時を知る貴重な資料と書いたかもしれませんが、


それはこの様にレコード会社にもディスコグラフィー等の資料が無く、


古いレコード盤に関しては、現物が出てきた際に初めて


”こんな物があった”と解るケースがある事や、


又、中にはこの事象のように


本当にレコード会社がマスター音源を所有していない、と言うか、


録音された記録はあっても音源が行方不明と言う事もある為なんです。


そんな貴重なマスター音源やレコード盤、


生テープに自ら録音したオープンリールテープ等が、


まだ何処か一般のコレクター宅に眠っているかもしれません。


なんですがこの昨今のレコード盤・オープンリール等を取り巻く環境は


深刻だと私は思います。


それは以前にも書きましたが、


”売れる場所”が無くなり、簡単に捨ててしまう方が多いという事。


http://d.hatena.ne.jp/ef5861/20111214/1323887268


http://d.hatena.ne.jp/ef5861/20120531/1338481295


このひばりさんの場合は、


たまたま、一般のコレクターが大切に保管していたので、


偶然にも世(市場)に出て来ましたが、


もしこれが日本であったなら、


日の目を見る事も無く邪魔・手狭になったからと


貴重とも解らず処分される可能性も高いですし、


仮にそのコレクターの方が無くなられた場合


親族の方は興味も無く価値も解らず(他人のゴミは他人の宝的な事)


遺品整理で処分してしまう可能性も高いと思います。


私は以前からこのブログで、


貴重だから処分するのはもったいないと書きましたが、


まさにこの様な事もあるからです。

だからこそ昔の貴重なレコード・テープ・AV機器等、


今現在のこの簡単に処分する人が多い現状、


コレはいけないと思いますね。

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